京大データヘルス研究会は、PHR(※)の標準化および利活用促進についての産学連携での共同研究を行っています。
プレスリリース: 健康・医療・介護に関わる個人データの利活用促進についての産学連携共同研究を開始(2016年7月11日) – 京都大学
※PHR(Personal Health Record) とは、個人が生涯に渡り自分自身に関する医療・ 健康情報を収集・保存し活用できる仕組みのこと。
目的
大学における学生の健康管理を基点に、個人で蓄積する健康情報・健康診断等のデータの取り扱い、システムの安全な運用方法等の検討を行うことでパーソナルヘルスレコード(PHR)を活用した健康の増進、疾病予防に繋げること、生涯にわたってPHRサービスを提供するために必要な事業モデル構築に関わる課題を解決すること
研究内容
1. 学校保健で保有している既存データの確認
2. PHRデータの取り扱いに関わる法的課題
3. ビッグデータへのAIアルゴリズムの応用等データマイニング技術に関する情報収集
4. PHRデータ、ライフログの取得方法、取得項目の標準化の検討
5. EHR等との連携に関わる課題抽出
6. その他PHRの利活用に関わる情報収集、課題の検討
期間
・第1期:2016年7月〜2017年3月
・第2期:2017年7月~2018年3月
参加企業、団体
- 株式会社リクルートホールディングス
- 第一生命保険株式会社
- キヤノンマーケティングジャパン株式会社
- オムロンヘルスケア株式会社
- メドピア株式会社
- 株式会社NTTデータ関西
- サンスター株式会社
- 日本航空株式会社
- 京都市
- 株式会社ヘルステック研究所(運営事務局)
事務局
京都大学 環境安全保健機構 健康科学センター
・川村 孝(健康科学センター長・教授)
・石見 拓(健康管理部門長 教授)
・松崎慶一(助教)
・上床輝久(助教)
・岡林里枝(助教)
株式会社ヘルステック研究所
・阿部達也
・津端尚保
合同会社beyondS
・高橋 翼